本好きならば、一度は訪れてみてほしい場所がココ『ブックパサージュ』。隊員ふたりも本が大好き本の虫のため、こういう所に取材に来ちゃうとついつい仕事を忘れて本にかじりついてしまいます。わオ素敵な本がたっくさん!

半地下や中二階など、迷路みたいな不思議空間には、古書店の他にも、パサージュの名の通り、小径を散策するように店内をめぐる楽しさを演出してくれるコーヒーショップやグラフィックデザイナーが営むセレクトショップなど、注目の新テナントが今後も続々と予定されているとか。
床から天井まで、リズミカルに積み上げられたビリジアングリーンの箱の中には、アート系の本を中心としたこだわりの古書がぎっしり。その様子はまるで、映画や絵本の中にでてくる本屋さんみたい。お気に入りの本を探して箱から箱へ。夢のようなひとときがすごせます。
店主の安井さんは鹿児島市内にもう1店舗『古書リゼット』を営むこの道10年のベテラン。リゼットをはじめる前はサラリーマンで各地を点々としていて、ある時たまたま入った古書店のレイアウトの素晴らしさにノックダウンして以来、一念発起し、そのお店でノウハウを学び、この道に転身したそう。リゼットはインターネット販売が主だったため、ブックパサージュに入るようになってからは、対面販売の楽しさに目覚めたと安井さん。笑顔がステキな安井さんの人柄も、このお店の魅力のひとつ!
取材当日は、ブックパサージュのイベントスペースや空テナントブースを使用して、鹿児島で活躍の5人のアーティストさんたちが、パリ市で行われた展覧会の帰国展を開催していました。写真は、びゅうがま(風窯)さんの器のコーナー。     
可愛い洋書などと一緒に、ほっこりあたたかな風合いの器が並んでいます。
思わず手に取りたくなる器がたくさん。まるで誰かのお家に遊びに来たみたいにくつろげる空間づくりが印象的でした!
お次は隠れ家のような半地下に並べられた陶工房 遊々夢人・松元博子さんの作品。これまたアジトに足を踏み入れたかのようなステキな空間に、美しいブルーの薩摩焼。異国情緒たっぷりのスペース!

路面から入れる明るい空間に展示されていたのは、日本の伝統的な布地やアンティーク生地を使用してつくられた和装用のブーケ『codzuchi』。

振ると願い事が叶うと言われる縁起物の『打ち出の小槌』をモチーフにしたオーダーブーケは、大切なキモノ地や七五三などの懐かしい記憶がつまった帯地などを再生し、世界でひとつの宝物となるような逸品に仕立てられたもの。
こちらは、伝統の薩摩ボタンを現代的なアクセサリーに仕上げた室田志保さんの作品。小さなボタンに描かれる繊細な世界観にうっとり。
薩摩ボタンとは、幕末期に薩摩藩が軍資金を作るため、薩摩焼で培われたノウハウをもとに、藩の御用窯で陶器のボタンを作って海外へ輸出もので、日本絵画のエッセンスが凝縮されたその小さな陶器製のボタンは「SATSUMA」という愛称で呼ばれ、世界で大変な人気を集めたそうです。
薩摩ボタンの他にもうひとつ、柳信一郎さんの陶人形のコーナーもあり、ブックパサージュはとっても賑わっていましたよ!
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