修学旅行生に向けた民泊体験を行う団体
「御所浦アイランドツーリズム推進協議会」に
7年前から携わってきた三宅さんは、
御所浦だからこそできる観光のあり方を模索する中で
昭和40年くらいまで、島を行き交う交通手段として御所浦の象徴的な風景だった
小型和船「伝馬舟(てんません)」の再生をしよう思い立ったそう。
それから、28年ぶりに船大工とともに伝馬舟つくりに着手し、
現在は譲り受けたものを含め、5隻の伝馬舟が、
体験や伝馬舟競争の際に使用されるようになりました。
そんな、伝馬舟をもっと知ってもらうために、
今年からは伝馬舟櫓こぎインストラクターの養成にも力を入れているのですが、
今回はなんとその講座に隊員も加わらせていただきました!
櫓こぎ技能はもちろん、ガイド技能や維持管理技能など、
さまざまな講義があり、その技能を満たした人にしか出来ないインストラクター。
みんなとっても真剣です!
というワケで、伝馬舟体験スタート!いってきまーす!
舟の上で動くとけっこう揺れる伝馬舟、難しそうだなぁ。ちょっと緊張。
2人ずつ、ないしは1人で伝馬舟に乗って練習です!
写真左で櫓を持っているのが
伝馬舟こぎのベテラン荒木司郎さん。
一緒に乗っているのはインストラクター見習中の吉田さんです。
司郎さんは昔実際に伝馬舟に乗っていたというだけあって、櫓漕ぎの技術はさすが!
力をいれずに片手でスイっスイっと自由自在に操る櫓の裁き、
とってもカッコ良かった!!
隊員、緊張の表情…。櫓は伝馬舟の後ろの部分にある釘に引っ掛けて、
さらに櫓の前のロープをひっぱりながら舵をとるのですが、
これを頭で考えて動かすのはすっごくムズカシイのです。
隊員について教えていただいたのは、
御所浦アイランドツーリズム推進協議会の野原さん。
伝馬舟のはやさを競う「伝馬船櫓こき競漕天草大会」でも活躍したそうで、
やさしく分かりやすく教えていただきましたよ!
「自転車に乗るようなものだから、無心で無心で!」
お!だんだん掴めて来たかも!
両手で櫓を押して引いての動作を繰り返すのですが、
水の中で櫓がキレイな8の字を描くと、
早くまっすぐ進むというワケなんです。
うまく進んでいるときは櫓も軽々動くのですが、
水を切る角度を間違えるとズドンと重く動かなくなっちゃう…。
こんなときは「無心で無心で…」
隊員は押す力が強すぎて右にばっかり進んでしまうのが課題だなー。
操縦に少し慣れたら、静かな海でこぐ伝馬舟、とても気持ちがいいんです。
ここは舟隠という地名がついているとおり、
繰り抜かれたような地形が特徴で波もおだやかな清々しいところ。
秘密にしたくなるようなこの場所で、ゆったり泳ぐくらげとともに
伝馬舟を漕ぐ時間はそれはもう贅沢な時間なんです。
ずっーと、こうやってこいでいたくなりました。
当時の人はどんな時でも交通手段として使っていたため、
行きも帰りも追い風と一緒に進めるように風を読み、
海の様子を伺い、何キロも伝馬舟をこいでいたというから、凄いなぁ。
昔の人に素晴らしい知恵や工夫がたくさんある理由が
少し分かったような気がしました。
舟から降りたら、最後は舟が流されてしまわないために必要な
「ロープの結び方」を伝授してもらいました!
緑のTシャツの方は御所浦アイランドツーリズム推進協議会の三宅さん。
これは、普段の生活でも役立ちそう…
ということで隊員猛特訓を受けましたヨ!
伝馬舟体験は、昔の暮らしの大切な部分に
気付くことも出来る素晴らしい体験でした。
御所浦アイランドツーリズム推進協議会のみなさん、
本当にありがとうございました!


予約・お問い合わせ


0969-67-1080(御所浦アイランドツーリズム推進協議会)
料金/
大人1,000円 中学生500円 

時間/1時間





トップページへ戻る